2021年08月10日

ボク、○○になりたいんだぁ~

先日、4歳児(年中)の男の子が言った一言です。

 

お迎えに来たお父さんに

「ねぇ~パパ、○○ちゃん(自分の事を名前で呼んでいます)ねぇ~、○○くん(年長児の名前)みたいになりたいんだぁ~」

 

「だってねぇ~○○くんと△△くんと□□くんねぇ~、むしいっぱいとるのじょうずなんだぁ~」

 

「ボクもむしいっぱいとれるようになりたいんだぁ~」

 

と話していました。

 

お迎えに来たお父さんと帰りにセミ等の虫を取って帰るのを楽しみにしていて、そんな話をしていたら、出てきた言葉でした。

 

話をしていた4歳児の子は、最近になって虫への興味が高まり、園庭に出てもよく虫を探している姿がみられるようになっていました。

 

虫取りをしながら、上手に虫を取っている年長児の姿をみてよ~く見ていたのでしょう。

 

異年齢で生活する良さが出ていた会話でした。

 

この声を聴いて、今度はこの4歳児の子の憧れの気持ちを保育にどう活かしていくか。

虫取り網やカゴを用意する、虫の図鑑を用意する、年長児と一緒に虫探しをする機会を設ける等々。

 

こうした子どもの声を大事にして、子どもと一緒に環境を作っていくことが、子ども達ひとり一人を大事にすることに繋がっていくのだと思います。

 

保育園は子どもと大人が共に生活をする場所です。子ども達の願いが沢山叶えられる場所でありたいと思います。

 

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