2022年01月17日

干支のお話

今年の干支は寅。2022年は、十二支の3番目にあたる寅年が主役の1年ですね。みなさんは、十二支の由来や寅年が3番目になった理由をご存知ですか?

十二支のお話と言えば、動物たちの競争の話が有名です。あらすじとしては、神様が「元日に私の元へ挨拶に来なさい。12着までに来た者たちを、順番に1年間の王様にしてあげよう」というおふれを出し、それを見た動物たちが神様の元へ向かって競争するというものです。トラは足が速いですが、前夜から出発し、開門前に到着していたねずみと牛には勝てず、3番目の干支となったそうです。このお話を年末に、おはなしとわらべうたを教えて下さる先生が語ってくださったのですが、その中で初めて聞いた言い伝えを少しご紹介したいと思います。

十二支を考案した中国では、寅年に関してもう1つの言い伝えがあるそうなのです。それは、寅年のポジションがライオン(獅子)であったということ!その昔、ライオンはひどい悪事を働いていて、それを聞いた神様はライオンを十二支の動物から外し、人に害を及ぼす獣たちを退治するトラをライオンの代わりに入れることにしたというお話です。言い伝えって面白いですね。

干支に関する絵本も色々と出ていますので、お子さんと一緒に「おかあさんの干支は〇〇だよ」「○○ちゃんは〇〇年だよ」などと話しながら読んでみるのもよいかもしれません。

ちなみに私は寅年。12年に一度巡ってきたこの年、新しいことにトラ(寅)イ!する1年にしたいと思います。

 

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