2022年06月29日

食に関する経験を積むということ

つくし組(1歳児)では、野菜の皮むきや、豆のさやとり。レタスを栽培し、収穫、ちぎって、和えて食べる。

れんげ組(2歳児)では、野菜の皮むきや、豆のさやとり。ポップコーンができるところを観察してみて、できたてを食べてみる。グリンピースのさやとりをして、ごはんに目の前で混ぜてもらい、できたてを味わってみる。

そんな経験を積み重ねています。

私は料理をすることが好きなので、思い立って作り始めることがしばしばあります。先日、うどんが食べたくてスーパーに行きました。乾麺を見ながら「手打ちの方がおいしいんだよなぁ…乾麺を買うよりも小麦粉を買った方が安い…」と悩んだ結果、家に帰ってうどんを打ちました。手打ちの麺はコシがあり、つるっとしていて、美味しいものでした。数日後、シンプルな牛乳と卵の味がしっかり感じられるプリンが食べたくなり、仕事を終え、家に帰ってからプリンを作ってしまいました。

ふと振り返れば、子どもの頃、父と一緒にうどんを足で踏んで作ったり、母と一緒にプリンを作ったりと、過去に経験をさせてもらっていた事に気がつきました。過去の経験があるから、やってみようと思えたり、行動に移すことができたりするのかも知れません。

ご家庭での経験だけではなく、野のはな保育園の給食、食育活動を通して、子どもたちには様々な経験を積んでいってもらいたいです。子どもたちが、大人になって、ふと、「あんなことしたな」、と思い出し、自分の生活に生かしていってくれることを願っています。

 

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