2020年10月19日
「子どもが育つ魔法の言葉」
はじめまして
9月より入職しました、栄養士の吉澤です。食事で子どもたちの「こころとからだ」がすくすくと育ち、笑顔があふれるような給食を提供できるよう、頑張っていきます。よろしくお願いいたします。
さて、本題です。タイトルの、「子どもが育つ魔法の言葉」とは…。
私がおすすめする1冊の本です。この本は、ドロシー・ロー・ノルト 、レイチャル・ハリス 著の、くすっと笑える、なのにとても頷ける子どもと関わるときのヒントが書かれています。タイトルからすると、教育書のようで、一見難しそうに思えますが、物語のように書かれていて、分かりやすくまとまっています。私事ですが、前職は教員をしていましたので、とてもためになる内容でした。ぜひ、手に取って読んでみていただきたいと思います。
ここで、ドロシー・ロー・ノルトさんの書かれた詩「子は親の鏡」(石井千春 訳)の一部を紹介したいと思います。
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと思えるようになる
子どもたちは、大人の「うごき」や「ことば」をスポンジのように吸収するということを、この約2カ月間で実感しました。これからも、子どもたち、一人ひとりが、心豊かに成長できるように、声をかけ、私も一緒に成長していきたいと思います。