2020年12月14日
遊びの楽しさを共有
一人が絵本を見ていると、二人目の友だちが横に座り絵本を見始めました。
しばらくして、二人が絵本を見ていることに気がつき、三人目がその間に。
お互いの絵本を見ては「あっミカンだー。アムアム」と言って食べる仕草をしたり、
おばけの絵本を見て「こわーい」と言いながらも満面の笑みを浮かべます。
「おばけなんてないさ」の歌を歌うと歌詞を覚えているので一緒に口ずさんで手拍子を
したり、ハンカチを頭に乗せ「おーばけだぞー」とおばけごっこが始まり、遊びも展開していきます。
誰かが「おーばけだぞー」と言うと、友だちがハンカチを取りながら「ばぁっ」。
棚の影に隠れ「ばぁっ」とすると、笑い声につられて3人4人と増え、一斉にいない、いないばぁが始まります。
少し待って、「あれ?いなくなった?」と思ったころに「ばぁっ」飛び出てくると、期待と意外性があり、子ども同士大盛り上がりします。
一つの絵本からおばけごっこが始まり、みんなで「いない、いないばぁ」と友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わい、保育者が入らなくても子ども同士で楽しむ姿に感心することばかりです。