2021年05月28日
梅仕事の季節
6月は梅仕事の季節ですね。
野のはな保育園では、毎年子どもたちと一緒に、梅シロップを仕込みます。
各グループ(3歳~5歳の異年齢)で、それぞれ3kg仕込んでいきます。
仕込んだ梅シロップは、各クラスお部屋でじっくり1ヶ月発酵させ、シロップができる様子を観察します。出来上がった梅シロップは、散歩やプールの後のミネラルと水分補給に少しずつ飲んでいます。子どもたちは、作るのも、飲むのも楽しみにしています。
ぜひご家庭でも、子どもと一緒に梅仕事、楽しんでみてください。
材料
青梅 1kg
氷砂糖 200g
てんさい糖 160g
黒糖 150g
酢 30g
ガラスの保存ビン1個
(作り方)
①青梅は水でよく洗い、水に一晩漬ける。(あく抜き)
②①の梅をザルにあけ、水気をとる。(キッチンペーパーなどで水分を拭くと良いです)
③竹くしなどで梅に穴をあける。(梅エキスが出やすくなります)
④梅を酢で洗います。(腐敗予防のため)
⑤煮沸やアルコールで消毒した保存ビンに、梅と砂糖類を交互に入れます。
⑥エキスが出て砂糖が溶けるまで、毎日ビンを振ってよく混ぜます。
⑦1ヶ月ぐらいたったら、シロップと梅は分けシロップは冷蔵庫で保存。
水や炭酸水でお好みの味に割って飲んでください。残った梅は、お水を加え煮れば実が軟らかくなり食べやすいです。種を外してお砂糖を加えて煮なおせば梅ジャムができます。
梅の栄養
梅の独特なすっぱさは、クエン酸やリンゴ酸などです。胃液の分泌を促し食欲増進効果や疲労物質の乳酸をエネルギーに変えるため、疲労回復効果があります。また、梅には、抗酸化作用があるビタミンEや血行改善効果があるムメフラールなどが豊富に含まれています。
調理保育の様子