2021年07月02日

梅雨のおかげ

「ぴちぴち」

 「ちゃぷちゃぷ」

 「ぽつぽつ」

 「ざあざあ」

 「ごろごろぴかー」

 「じめじめ」

 梅雨に入ると、「早く梅雨が明けないかなぁ」と思ってしまうものですが、ふと空を見上げると、「この梅雨が私たちの生活を豊かにしてくれているのだな」と思います。

 

 梅雨は雨がたくさん降りますね。

雨がたくさん降ると、山から川に水が流れ、そして水田へ水を引くことができ、稲の成長に欠かせない水が豊かになります。また、畑にも雨が降り、野菜や果実の木々は水を得て、梅雨の晴れ間にぐんぐんと成長します。そして、みずみずしい、おいしい作物が収穫できます。

 では反対に、雨が降らずに日照りが続いたらどうでしょうか。お米は不作になり、農作物も価格が高騰するようになります。実際に27年前の夏は、お米が不作で、日本のお米では足りず、タイ米などを食べたそうです。

 

 「にんげん」の私たちも同じように、梅雨の間に、おうちの中で楽しめることをたっぷりとして、晴れ間には外で体を動かし、夏本番に向けて体を整えていけるといいですね。

 

 

 

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